富士スピードウェイは2024年5月24日、サーキット内の代表的なコーナーのひとつ「100R」エリアに常設キャンプ場をオープンすると発表した。F1も開催可能な「グレード1サーキット」のインサイドエリアに常設されるキャンプ場としては世界初となる。

文:ベストカーWeb編集部/画像:富士スピードウェイ

■大人気になること必至のエリアに先駆け宿泊を狙え

 サーキット内で……キャンプ? と思うなかれ。スーパー耐久富士24時間レースでは多くのキャンパーがレースとキャンプを楽しんでいるし、エキゾーストノートと富士山の絶景は相性抜群。めっちゃ楽しいです。

 御殿場エリアは再開発計画が進んでおり、2027年度に開通予定の新東名高速道路・小山スマートIC開通にともなって、今後さらに発展することは必至。つまりこのエリアは今後さらに人気スポットになるのは確実なので、それに先駆けて2024年秋に開業する新キャンプ場へ(大混雑前に)ひと足早く泊まっておきたいところ。

 この新たなキャンプ場は、トヨタグループが推進する「富士モータースポーツフォレスト・プロジェクト」の新施設として開業。運営や管理は、北海道から九州まで国内20拠点でキャンプ場を運営する株式会社Recampが担当する。

 全36サイトで構成される宿泊施設は、電源付きオートキャンプサイトに加えて、愛⽝と⼀緒にアウトドアを楽しめるドッグラン併設サイトなど、スタンダードなキャンプスタイルにも対応。初⼼者から上級者まで、幅広い層のニーズに合わせて利用できる。

展望デッキ・アウトドアダイニング付きサイトも用意されるので、キャンプ初心者でも気軽にサーキット内宿泊が楽しめる

 中にはヴィンテージトレーラーハウスをリノベーションした豪華で贅沢なサイト(個室シャワー付き)も用意されるそうなので、予約開始が待ち遠しい。料金や詳細なオープン開始日は今後発表となるそうだが、レースがある日とない日では料金差が設けられる見込みとのこと(そりゃそうだ)。

 キャンプファンにはレースの面白さを、レースファンにはキャンプの楽しさを、相乗効果で地域全体を盛り上げる狙い。キャンプがちょっと苦手な本企画担当も、ここなら寝られる! オープンが楽しみです。予約受付開始は2024年夏とのこと。ご興味ある方は「RECAMP 富士スピードウェイ」で検索を!!

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