中国の宇通客車(Yutong Bus、ユートン)は5月22日、46台の「エプロンバス」をスペインに輸出した。このうち25台はEVバスで、中国からの新エネルギーエプロンバスの最大輸出記録となった。

スペインは、2019年に初めてユートンのEVエプロンバスを導入し、欧州の空港建設における持続可能な発展の基盤を築いた。現在、スペインは欧州で最も多くのEVエプロンバスを保有している。

ユートンは、単一のEVエプロンバスの輸出から、現在の欧州向け大量注文に至るまで、世界トップクラスの新エネルギー技術と優れた製品品質を武器に、欧州の高級市場での地位を確立してきた、と自負する。

現在、ユートンのエプロンバスは、スペインのマドリード空港やバルセロナ空港、イタリアのローマ空港、イギリスのエディンバラ空港など、世界中の70以上の空港で使用されている。これらのバスは安全、信頼性が高いと国際的な航空会社から高く評価されているという。

新エネルギー時代において、ユートンはEVの先駆者であり、バッテリー、モーター、電気制御におけるコア技術で業界をリードしている。ユートンのEVエプロンバスは、優れた高電圧電気安全保護設計と競争力のあるエネルギー消費率を誇る。パワーバッテリー、トラクションモーター、コントローラーの保護レベルは「IP68+IP6K9K」と高く、豪雨や粉塵などの厳しい環境にも耐えられる。

国際的なエプロンバスの大量注文は、ユートンの製造力の強さを示すもの、としている。

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