韓国のタイヤメーカーのハンコックは5月24~26日、英国で開催された欧州最大のEVショー「Everything Electric Show(EES)」に出展した。

EESは、テックメディア「フリー・チャージド」が主催し、150社以上の関連企業が参加。世界のEV業界の市場動向や最新技術が披露された。

ハンコックはEV専用タイヤブランド「iON」を中心に出展した。ハンコックのスタンドでは、ヨーロッパ市場で販売されているさまざまなiON製品を展示。これには高性能の「iON evo」、冬用タイヤの「iON i cept」、オールウェザータイヤの「iON FlexClimate」、SUV向けの高耐久モデル「iON ST AS」が含まれている。

iONブランドは、低騒音、低転がり抵抗、航続の最適なバランスを追求し、EVドライビング体験を提供することを目指している。2021年の発売以来、iONタイヤのラインナップは着実に拡大し、現在では16インチから22インチまでの190以上のタイヤが用意されている。

ハンコックは、EVの商業化以前から独自技術を確立し、グローバルなEVタイヤ市場をリードするために努力を続けている。同社は、アウディ『e-tron GT』、BMW『i4』などのEVに、新車装着タイヤを供給している。

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