中国の第一汽車(FAW)の「奔騰」ブランドは5月29日、コンパクトEV『小馬』を発売した。

小馬には3グレードが用意される。航続122kmの「萌趣馬」グレードが2万6900元、航続170kmの「元気馬」が2万9900元、同じく航続170kmの「活力馬」が3万1900元で販売される。

6種類のボディカラーと5種類の内装色を設定。特に若年層や女性ユーザーに向けた多彩な選択肢を用意している。

発売当日には全国の10都市と100以上の販売店で同時に販売が開始され、1079台を納車した。

小馬は、短距離の移動に最適な車として設計されており、全長3000mmのコンパクトな車体と130mmの最低地上高を持つ。また、全車種に坂道アシスト、バックセンサー、運転席エアバッグ、遠隔操作アプリ、Bluetoothなどの機能が標準装備されている。

奔騰は、70年以上自動車を製造してきた第一汽車の技術を活かし、小馬を高品質なEVとして市場に送り出した。これにより、同社は新エネルギー車市場での地位をさらに強固にすることを目指している。

小馬は、若者向けの新しいライフスタイルを提案し、エネルギー転換を加速させる奔騰の新たな一歩を象徴している。

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