BYDは、7月11~14日に英国で開催される「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード2024」に参加する。BYDは、新型電動SUVの『シール U DM-i』を出展する。BYDが5月29日に発表した。
シール U DM-i は、DセグメントのファミリーSUVだ。BYDの独自技術「Super DM(デュアルモード)テクノロジー」を搭載しており、効率的で実用的、かつ環境に優しい移動手段を目指す。今夏から欧州市場で販売が開始される予定だ。
シール U DM-i は、電動走行の利点を最大限に活用し、高速でパワフル、そして効率的な走行が期待される。バッテリーが完全に充電されている場合、純電動モードで走行し、バッテリーの充電が低下するとハイブリッド車に変わる仕組みだ。
「デザイン」、「コンフォート」、「ブースト」の3つの仕様がラインナップ用意され、搭載されるパワートレインは、デザイン仕様では、150kWの前輪モーターと120kWの後輪モーター、そして96kWの1.5リットルターボエンジンを組み合わせた四輪駆動システムだ。ブースト仕様とコンフォート仕様は、145kWの前輪モーターと72kWの1.5リットルエンジンを組み合わせた前輪駆動になる。
ドライバーは走行モードを選ぶことができ、全ての仕様で「EV」と「ハイブリッド」の2つが用意されている。日常走行にはEVモードが適しており、ハイブリッドモードでは、バッテリーの電力を主に使用し、加速時にはエンジンが追加のパワーを供給する。
燃費は、ブースト仕様で0.9リットル/100km、デザイン仕様で1.2リットル/100kmを実現した。充電については、全ての仕様において11kWの3相AC充電と18kWのDC充電が可能で、DC充電では30-80%の充電が35分で完了する。
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