マセラティは4月15日、2ドアオープンカー『グランカブリオ』新型のEV、「フォルゴーレ」(Maserati GranCabrio Folgore)の写真を公開した。
グランカブリオ新型は、クーペの『グラントゥーリズモ』新型のオープンバージョンだ。グランカブリオ新型については、すでに欧州で、内燃エンジン搭載の高性能グレード「トロフェオ」が発表されている。間もなく、EVの『グランカブリオ・フォルゴーレ』が追加される予定だ。
グランカブリオ新型には、ソフトトップを採用する。トランクスペースに自動的に収納される際、可能な限り少ないスペースを取るように設計されている。開閉には14秒しかかからず、50km/hまでの速度なら車両が動いていても操作できる。4人の乗客にも十分なスペースが確保されている。
グランカブリオ・フォルゴーレのEVパワートレインは、クーペの「グラントゥーリズモ・フォルゴーレ」と共通と見られる。グラントゥーリズモ・フォルゴーレの場合、3つのモーターを搭載し、システム全体でおよそ760psのパワーを引き出す。バッテリーの放電容量は560kWで、これにより連続的におよそ760psのパワーをタイヤに伝達することが可能になった。最大トルクは137.6kgm。0~100km/h加速2.7秒、最高速325km/hの性能を可能にした。
バッテリーの蓄電容量は92.5kWh。1回の充電での航続が最大450km(WLTPサイクル)に到達する。急速充電を利用すれば、航続100km分のバッテリー容量を5分で充電できる。
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