シトロエンは5月31日、新型コンパクトEVの『e-C3』(Citroen e-C3)の映像『New Citroën e-C3 100% electric, the Revolution has begun』を公開した。

第4世代の欧州向け『C3』のEVとして登場したのが、e-C3だ。シトロエンの新デザイン言語を導入した最初の市販モデルで、フレッシュかつ明確な主張を持った小型クロスオーバー車に生まれ変わった。

EVパワートレインのモーターは、最大出力113hpを発生する。オートマチックトランスミッションとの組み合わせにより、0~100km/h加速は約11秒、最高速は135km/hの性能を可能にした。都市部や郊外での日常的な走行や交通に対応するのに、充分なパワーとパフォーマンスを発揮するという。

シトロエンが属するステランティス初のコスト効率の高い「BEVネイティブ」プラットフォームには、蓄電容量44kWhの「LFP(リン酸鉄リチウムイオン)」バッテリーを搭載する。1回の充電での航続は、最大320km(WLTPサイクル)に到達する。出力100kWのDC急速充電に対応する。バッテリー容量の20%から80%まで充電する時間は約26分だ。また、バッテリー容量の20%から80%まで充電する時間は、標準的な出力7kWのAC充電で約4時間10分、出力11kWの場合は約2時間50分だ。

シトロエンは、このe-C3の映像『New Citroën e-C3 100% electric, the Revolution has begun』を公開した。e-C3がマリー・アントワネットの時代にタイムスリップ。映像は、「EVが最終的に大衆の手に渡るまでの物語」、としている。

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