BMWはこのほど、欧州で3シリーズセダンと同ツーリングの一部改良モデルを発表した。今回の改良のメインはインテリアだが、アルミホイールなどの形状も変更されており、魅力度をアップしてきたぞ!

文:ベストカーWeb編集部/写真:BMW

■ボディカラー2色を新設定&インテリアを刷新

欧州で一部改良を実施したBMW3シリーズセダン&3シリーズツーリング

 改良モデルに用意された外装色のラインナップには、2種類のソリッド塗装仕上げと7種類のメタリック塗装仕上げがあるが、今回ラインナップに新たに追加されたのはアークティックレースブルーメタリックとファイアレッドメタリックの2色。

セダンの改良モデルに採用された新色のアークティックレースブルーメタリック

 オプションの軽合金ホイールの選択肢も設定され、Mスポーツパッケージを装備したモデルにはダブルスポークデザインの新型19インチM軽合金ホイールを設定。また、セダンとツーリングの標準モデルにはYスポークデザインとバイカラー仕上げの新しい19インチホイールが採用された。

Mスポーツの19インチアルミホイールには新デザインを採用している

 また、今回の改良のハイライトとなるインテリアには先進的な新機能を導入し、コックピットがすっきりとシンプルなデザインに変更されている。新設計のステアリングホイールに加え、高品質の素材と新しいインテリアトリム要素を採用している。オプションの計器パネルは表面構造がさらに洗練され、コントラストカラーの装飾ステッチが施されている。

 改良モデルのステアリングホイールは、モダンでスポーティなデザインとなり、Mスポーツ、標準の両モデルとも2スポークデザインの多角形リムを備えた、根本的に再設計されたスポーツレザーステアリングホイールを標準装備。

3シリーズセダン&ツーリングに採用された新デザインのコックピット

 Mスポーツパッケージには3スポーク、フラットボトムリム、12時の位置に控えめなセンターマーキングを備えた新しいMレザーステアリングホイールを付属し、照明付きマルチファンクションボタンとシフトパドルが装備されている。標準装備のパドルにより、ギア選択プロセスで特に迅速な手動介入が可能に。

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■シートやトリム素材なども変更

改良が施され、エアコンの気流の強さと方向が調整できるようになった

 インストルメントパネルの中央とコックピットの運転席側&助手席側にあるエアベントグリルにより、回転と傾斜の動きを使用して気流の強さと方向を調整できるようになった。

 標準モデルではオプション設定のアンビエント照明(Mパフォーマンスモデルでは標準)を指定すると、個別に調整可能な照明ムードがセンターコンソールの前部にある収納コンパートメント、ドアパネルトリムの輪郭線にも広がる演出を採用。

 インテリア照明の機能には、雰囲気のあるウェルカムアニメーションとグッバイアニメーション、電話の着信やオプションでドアが開いていることを示すライトシグナルも含まれている。

改良モデルは標準装備の黒いファブリックシート表面の代わりに、改良モデルはセンサテックパンチングスポーツシートも選択可能

 標準装備の黒いファブリックシート表面の代わりに、改良モデルはセンサテックパンチングスポーツシートも選択可能で、ブラック、タコラレッド、コニャックから選択できる。また、オプションのヴェルナスカレザートリムは4色のバリエーションがある。

3シリーズツーリングMスポーツのリアビュー

 インテリアのトリム要素も大幅に変更されており、これまではダークグラファイトマットが標準装備されていたが、ファインラインライトオープンポアとグレーブルーアッシュオープンポアのファインウッドトリム、さらにカーボンファイバーとアルミニウムロンビクルアンスラサイトバリエーションも選択可能になっている。

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