今やどんな価格帯であっても売れ線はSUV。しかも3列シート仕様はかなりアツい!! とはいえ3列シートともなれば価格が高くなっちゃうのが通例。だが、かつてホンダが送り出した2代目クロスロードは200万切の193万円スタート!! これさ、今よ絶対出すタイミング!!!!!!!

文・写真:ベストカーWeb編集部

■3列版ヴェゼル!? しかも200万キリ!! でも売れず……

まるでコンセプトカーのような先進的なデザイン

 3列SUVの代表と言えば今はなきマツダCX-8だが、それが登場するもっと前の2007年にホンダが投入したのが2代目クロスロードだ。ちなみに初代はランドローバー 初代ディスカバリーのOEMモデルであった。

 このクロスロード、全長約4.3mのコンパクトボディに3列シートを備えていたのだ。ざっくりいえばヴェゼルに3列シートが付いているようなイメージで、ホンダとしても「コレは売れる」と思っていたハズ。

 しかも193万円スタート、最上級グレードであっても292万円と今思えばかなりリーズナブルだったのだが、たった3年の販売期間で終売に。

■中古価格たっか!! 新車並のお値段ってマジかよ!!!!!!!

エレメントに時代が追いついた!! イメチェンされた中古車が人気

 時はまだまだミニバン全盛の2007年で、SUVブームが2010年代初頭スタート。そう、投入時期がどう考えても早すぎたというのが最大の敗因なハズ。それを裏付けるように今クロスロードの中古価格はかなりしっかりとしたお値段なのだ。

 アースカラーにチェンジし、車高アップにオフロードタイヤ装着などを施している個体がほとんどだが、これはこれでアリ!! そもそもクロスロードのフロントグリルが元々ジープっぽい縦スリットタイプゆえ、かなりカッコよく仕上がるのだった。

 ともあれエレメントもそうだが、ホンダって後に支持されるクルマが多いこと。でもこれは元が良いから評価されるのであって、だったら皆さんも現役時代から可愛がってあげてよ♡

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