すっかり廃れてしまった背面タイヤ。かつてあの手のクルマには当然のように付いていたが、今新車で買えるのはジムニーやラングラー程度とかあり基調な存在に。それはさておき、初代RVRやチャレンジャーなど往年の三菱車の背面タイヤってマジで頑丈だったの覚えてます!?!?!?
文・写真:ベストカーWeb編集部
■国産じゃジムニーだけに!! 絶滅危惧種の背面タイヤ……涙
背面タイヤこそ今でいうSUVの証であったのも、もう昔の話。国内において新車で買える背面タイヤのクルマといえばジムニーにランクル70、ラングラー、それにGクラス程度とかなり貴重な存在に。
だが、ご存じの通り2000年代前半くらい前、この手のクルマには当然のように装備されていたのだ。ランクルシリーズだって今は無きパジェロ、クロストレックのご先祖的モデルインプレッサグラベルにすら付いていたほど。
背面タイヤといっても車種によって取り付け方はさまざまで、リアゲートにポン付けしていたモノ、三菱勢のようにまずはタイヤが取り付けてある部分を開けて、その後にリアゲートを開閉するタイプなど、種類もかなり豊富であったのだ。
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■わざわざ操作するのがたまらん!! 三菱の2段階式がよかったのよ
今回振り返りたいのは三菱方式。とはいえこのスタイルであったのは記憶が正しければ初代RVRのスポーツギアと初代チャレンジャーだけ。タイヤ取り付け部分はもちろんアイアン製で頑丈そのもの。SUVを名乗るにふさわしいゴツゴツ感がたまらなかったのだ。
アイアンだったために今思えば重量的にもかなり不利でアリ、また歩行者保護など衝突安全という側面からしても、今採用するのはかなり難しいシロモノだ。
今思えばリアゲートを開閉するだけなのに2回も操作する必要があるなど、面倒くささもあるが、あんな「今操ってます」的な儀式がまたワクワクさせてくれたモノ。背面タイヤ自体、絶滅危惧種ではるものの、あんなゴツゴツ感満載の装備復活切望!! コレ皆さん、いかがですか!?!?!?!!?
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