3列シートのクルマを買うときにSUVかミニバンで悩む人は少なくないだろう。実際、一昔前ならミニバンの方が圧倒的に車種が多かったが、近年のSUVブームで3列目シートを持つSUVがすごく増えている。今回は、そんな3列シート持つSUVの中でも一際快適なクルマ達をご紹介しよう。

※本稿は2024年6月のものです
文:渡辺陽一郎/写真:トヨタ、日産、三菱、レクサス、マツダ、ベストカー編集部 ほか
初出:『ベストカー』2024年6月26日号

■多人数乗車とルックスの良さを両立!

2024年4月にヨーロッパで公開されたマツダ CX-80

 3列シート車はミニバンが定番だが、SUVにも3列仕様が用意される。SUVはミニバンと違って荷室の床が高く、3列目は2列目に比べて床と座面の間隔が乏しい。膝が持ち上がった着座姿勢になりやすいが、車種によっては快適な3列目を備えているのだ。

 今季注目なのが2024年4月に欧州で発表されたCX-80だ。プラットフォームはCX-60と共通の後輪駆動をベースにしたタイプで、CX-80は全長が255mm、ホイールベースも250mm長い。有効室内長も拡大され、生産を終えたCX-8と同様、国産SUVでは最も快適な3列目シートを備えるはずだ。

 CX-80なら多人数で乗車しても窮屈ではなく、乗り心地も含めて大切な人を同乗させる用途に適する。

■三菱 アウトランダー

パジェロ譲りの高い走破性を持つ三菱 アウトランダーPHEV

 現行型からPHEVのみの設定となった三菱 アウトランダー。パジェロ譲りの高い走破性が魅力の1つだ。

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■レクサス GX

国内導入が待ち遠しいレクサス GX

 海外専売車で根強い人気を持つレクサス GX。ランクル250の登場で国内導入への期待が高まる。

■トヨタ ランドルーザー250

発売と同時に即完売しトヨタ ランドルーザー250

 ランドルーザープラドの後継トヨタ ランドルーザー250。昔のランクルを思わせる丸目ライトが魅力的だ。

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■日産 エクスレイル

現行型からe-powerのみとなった日産 エクストレイル

 電動化時代を一早く進む日産の主力車種エクストレイル。e-powerならではの独特な走りと高い走破性が魅力的だ。

■レクサス LX

現行モデルの登場から早3年が経過したレクサス LX

 現行モデルの登場から早3年が経過したレクサス LX。ラグジュアリーSUVとしての側面も持ち合わせるレクサスの最上級SUVだ。

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■トヨタ ランドルーザー300

2021年8月2日に発売された新型ランドクルーザー300

 2021年8月2日に発売された新型ランドクルーザー300。どこへでも行き、生きて帰ってこられる高級感と耐久性を兼ね備えた「陸の王者」だ。

 多人数乗車による長距離移動を頻繁に行うなら、専用に開発されたミニバンを選びたいが、たまに短い距離を多人数で乗車するのに大容量の室内は不要だろう。特に外観のカッコよさ、運転の楽しさを重視する場合、3列シートのSUVが合理的だ。

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