フランス車は日本車やドイツ車と比べて個性的な印象が強い。なかでもシトロエンやプジョーには、歴史に残る名車や珍車など、個性が際立つモデルが多かった。ここでは初代の「フツー」なステーションワゴンから、シュッとしたイケメンに生まれ変わった2代目プジョー 508SWの中古相場をご紹介する。

※本稿は2024年5月のものです
文:伊達軍曹/写真:ベストカー編集部 ほか
初出:『ベストカー』2024年6月10日号

■モデルチェンジでイメージチェンジ!

プジョー 508SW(2代目)。プジョーのフラッグシップセダン、508のステーションワゴンモデル

 2018年まで販売された初代プジョー 508SWのデザインは「きわめてフツー」といった感じだったが、2019年6月に上陸した2代目は、数ある輸入ステーションワゴンのなかでもとびきりの「個性派イケメン」といったニュアンスに生まれ変わっている。

 そんな現行型プジョー508SWの中古車は全国で約60台が流通中。最高値圏の物件は総額500万円を超えるが、一般的には総額300万円前後で、人気のディーゼルターボの低走行物件が狙えるだろう。ガソリンターボでもOKなら総額280万円前後で、まずまず良好なコンディションの物件が見つかるはず。

●プジョー 508SW(2代目)
・中古相場:約250万〜510万円
・新車時価格:390.0万〜757.0万円
・年式:2019年~
・入手しやすさ:★★★★☆

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