今のクルマってほとんどがモニターが一番イイ位置に設置されており、どんなモデルでも画面が主役ってな感じ。でもかつてのパジェロとかハイラックスサーフって3連メーターこそがメインだった気も。あのメーターこそ本格クロカンの証だったのに……。

文・写真:ベストカーWeb編集部

■メーターすら液晶に……どんどん針が無くなっていく今のクルマ

こんな無骨な内装こそ本格クロカンな気も!!!

 今やモニターで車両の設定などもする時代。だからこそクルマにとってモニターは最重要的存在。とくにテスラなど超未来っぽいEVを見るとモニターだけってなモデルすらあるほど。しかもN-BOXやフィットなど比較的お手頃価格のモデルたちですらフル液晶メーターとなり、クルマから物理メーターが消えつつあるのだ。

 たしかにモニターありきの内装は先進的な感じもするし時代の流れなので致し方ない部分もあるが、クルマ好きからすればあのアナログなメーターこそがクルマって感じもしたもの。

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■3連メーターこそクロカンの証!! もしや復活もあるか!?!?!?

ご覧の通りオーディオはインパネ最下部に

 ハイラックスサーフやパジェロといった80~90年代に超絶流行った本格クロカンモデルに至ってはスピード計やタコメーターに加えてインパネ中央(2代目サーフは助手席前)に3連メーターがドーンと設置されており、あれがまたクルマ好きの心を鷲掴みにしていたのだ。あれこそが「本格クロカンの証」と思っている人も多いハズ。

 しかも視認性もバツグンで、とくにオフロードに行ったときに傾斜計などはかなり重宝したもの。そして当時はナビはぜいたく品であり、純正採用するモデルもごくわずか。時代はカセットやCDチェンジャーなどで、インパネのどこに位置していてもさほど影響はなかった。とくに2代目パジェロはインパネ最下部にオーディオ設置スペースがあり、完全に主役は3連メーターであった。

 今のクルマはモニターが主役で3連メーターを置く場所がかなり難しくなっている。しかも3連メーターの情報をモニターによりわかりやすく映し出してくれる時代なだけに、あの物理メーターは不必要になってしまったのだ。

 おそらくこの3連メーターの復活はない……と思っていたらかなり期待できる証言が。三菱トライトンの開発陣によれば「採用を前向きに検討中」という。ただトライトンもご存じの通りモニターが中央に鎮座しており、置き場所に苦労しているとも。ともあれ、本気で復活を検討してくれているのはかなりビッグニュース。この流れ、どんどん続いてほしいです、とても!!!!!!!!!!!

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