パワーエックスは、7月5日に「道の駅しょうなん」(千葉県柏市)に国内最速クラスの超急速充電に対応したEVチャージステーションをオープンした。このステーションは、同社が一般社団法人全国道の駅連絡会と本年4月に締結した協定に基づき設置された初の充電拠点だ。
道の駅しょうなんは手賀沼の湖畔に位置ある。EVオーナーは充電中に地元産の新鮮な野菜や特産品が並ぶ「知産知消マルシェ」での買い物や、地元の食材を活かしたメニューを提供するレストランでの食事を楽しむことができる。
パワーエックスは、道の駅しょうなんを皮切りに、道の駅への超急速EV充電器の設置を加速し、今後2年間で日本全国の合計27拠点に経路充電インフラを整備する計画だ。設置後は、超急速充電サービスの需要や利便性を検証し、EV経路充電インフラの拡大を目指す。
道の駅しょうなんのチャージステーションは、パワーエックス製の蓄電池型超急速EV充電器「Hypercharger(2024年モデル)」を導入しており、最大出力は150kW(ブーストモード・10分間)/120kW(連続出力)である。設置台数は1基で、2台のEVが同時に充電可能。営業時間は24時間で、利用料金は「Try! PowerX」キャンペーンにより当面の間無料。
パワーエックスは、2021年に設立され、大型蓄電池の製造・販売、EVチャージステーションのサービス展開、電気運搬船の開発・製造、及び再生可能エネルギー等の電力供給を行っている。
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