ポルシェ(Porsche)は7月9日、2024年上半期(1~6月)の世界新車販売の結果を発表した。総販売台数は15万5945台。前年同期比は7%減と、2年ぶりに前年実績を下回った。

上半期の市場別実績では、最大市場の北米が3万9558台。ただし、前年同期比は6%減と2年ぶりに減少した。中国は上半期、2万9551台を販売した。前年同期比は33%減と、2年ぶりに減少した。

日本は上半期、過去最高の4676台を登録した。前年同期比は9.3%増と、5年連続で増加している。

欧州は上半期、3万8611台を販売し、前年同期比は6%増と、4年連続のプラスだ。このうち、ドイツ本国は2万0811台を売り上げ、前年同期比は22%増と、4年連続で増加している。

モデル別では、SUVの『カイエン』が5万4587台を売り上げ、最量販車に。前年同期比は16%増と、2年連続で増加した。『マカン』は3万9167台にとどまり、前年同期比は18%減と、2年ぶりに前年実績を下回った。

『911』シリーズは、前年同期比8%増の2万8212台とプラスを維持した。『パナメーラ』は25%減の1万3255台と、マイナスに転じる。『718』シリーズは、8%増の1万1886台と2年連続で増加している。EVの『タイカン』は、51%減の8838台だった。

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