メルセデスベンツ(Mercedes-Benz)は7月10日、2024年上半期(1~6月)世界新車販売の結果を発表した。総販売台数は116万8600台。前年同期比は6%減と、2年ぶりに前年実績を下回った。

全販売台数116万8600台のうち、メルセデスベンツ乗用車の上半期実績は95万9700台。前年同期比は6%減と2年ぶりのマイナスだった。上半期の市場別実績では、欧州が31万7600台を販売し、前年同期比は1%減と、2年ぶりに前年実績を下回った。このうち、地元ドイツは16%減の9万9700台と後退した。

メルセデスベンツ GLC 新型

また、米国は上半期、15万1200台を売り上げ、前年同期比は1%減と2年ぶりの前年割れ。アジア地域は43万6300台で、前年同期比は10%減と後退。このうち、中国は34万1500台で、前年同期比は9%減と2年ぶりに前年実績を下回った。

日本は上半期、2万5691台を登録した。前年同期比は0.4%増と、2年連続で前年実績を上回った。輸入車ブランドの販売台数首位を維持している。

車種別の上半期世界販売実績では、『GLC』や『Eクラス』が好調。中国でもEクラスの販売が伸びた。米国では、GLCやEクラス、『CLE』の販売が好調だった。

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