トヨタ自動車と第一汽車の中国合弁、一汽トヨタは7月13日、大型セダン『アバロン』の改良新型を中国市場で発売した。
改良新型は2.0リットルガソリンエンジン、2.0リットルハイブリッド、2.5リットルハイブリッドの3種類のパワートレインと9つのグレードが用意されている。価格帯は17.88万元(約388万円)から25.68万元(約558万円)だ。
改良新型には、2.0リットルハイブリッドを新たに搭載し、TNGAの2.0リットルエンジンとE-CVTを組み合わせている。最大出力は112KWで、燃費は100km走行あたり4.31リットルと低く、一回の給油で1000kmの走行が可能。また、2.5リットルハイブリッドモデルも含め、全てのハイブリッドモデルにはトヨタの第五世代ハイブリッドシステムが搭載されており、耐久性と省エネ性能が向上している。
トヨタ・アバロン 改良新型(中国仕様)内装面では、豪華なデザインと高い快適性を追求する。前席には電動ランバーサポートが搭載され、10インチのHUDディスプレイや12.3インチのデジタルメーター、64色のアンビエントライトなどが装備されている。さらに、nanoeX技術により、車内の空気の質も向上している。
安全面でも、Toyota Pilotシステムを全車に標準装備し、EDSS緊急停止システムやRSA道路標識認識システムなどの先進機能を搭載している。これにより、追突事故の発生率を約71%低減することができるという。
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