SUVオーナーだけじゃなく軽自動車やミニバンユーザーからも支持されているトーヨータイヤのオープンカントリーシリーズ。今回は話題の三菱 新型トライトンにオープンカントリーA/TIIIとオープンカントリーR/Tを装着して富士ケ嶺オフロードを体感する試乗会を実施!! デリカミニにもオープンカントリーR/Tを履かせて同乗試乗体験など、オープンカントリーの実力を肌で感じるイベントで「マジか!!」の連続!! オプカンを全身でタイカンできるイベントの様子を一挙に!!!!!
文:小鮒康一/写真:小林岳夫/車両提供:三菱自動車
■じつは超ご長寿ブランドのオプカン! 非SUVオーナーからも熱視線
7月6日に山梨県にある富士ヶ嶺オフロードを会場に行われた、トーヨータイヤとベストカーのコラボイベント「オープンカントリー体感試乗会」。その名の通りトーヨータイヤの人気ブランド、オープンカントリーの実力を実際に体感することができる試乗イベントだ。
オープンカントリーシリーズについては今さら説明は不要かもしれないが、今から41年前に北米市場向けにリリースされた実は長い歴史を誇る。
オフロードタイヤシリーズで、現在は本格的なオフロード向けのものからオンロード志向の強いものまで幅広いラインナップとなっている点も魅力のブランド。
その長い歴史に裏打ちされた性能はもちろんのこと、ラギットなルックスやホワイトレターの設定があるため、SUV以外にもミニバンから軽自動車まで、ドレスアップ志向のユーザーにも人気となっている。
そんなオープンカントリーシリーズの中から、オフロード性能とオンロード性能を両立する新カテゴリータイヤとして人気の「オープンカントリーR/T」。
また悪路・林道だけでなく、雪道にも対応する走破性能を持ち合わせた本格オールテレーンタイヤの「オープンカントリー A/T III」をそれぞれ装着した三菱トライトンを用意。
さらにこちらも圧倒的な人気を誇るデリカミニの4WDターボモデルにもオープンカントリーR/Tを装着。トライトンは参加者自身がステアリングを握り、デリカミニでは同乗という形でオフロードコースにて実際に実力を実感してもらった。
またイベントにはTeam TOYO TIRES DRIFTのドライバーとして知られる川畑真人選手がスペシャルゲストとして来場。日本トップクラスのドリフトドライバーとして知られる川畑選手だが、ラリードライバーとしても活躍しており、昨年のラリー北海道ではオープンカントリーR/Tを装着したランドクルーザープラドでクラス優勝を果たした。
プライベートカーのジムニーにオープンカントリーM/T-Rを履かせるなど、実はオフロードの世界でもトップクラスなのだ。
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■本格R/TとA/TIIIを比較試乗!! デリカミニの実力も衝撃
今回の試乗会ではまずオープンカントリーA/T IIIを装着したトライトンに乗ってもらった。続いてオープンカントリー R/Tを装着したトライトンに乗り換えるというもので、空き時間にデリカミニの同乗走行を楽しんでもらうというもの。
全天候型のオールテレーンタイヤで、スノーフレークマークを取得するほど雪道においてもその実力が裏付けされているオープンカントリーA/T IIIだが、オフロードコースにおいてもその実力を遺憾なく発揮。
「いくらトライトンでもこの坂は無理では?」と思うほどの場所でも難なくクリアしてしまうところに「A/Tタイヤでもここまで走れるんですね!」と興奮しきりの参加者だった。
しかしよりオフロード寄りのスペックを持つオープンカントリーR/Tに乗り換えると、圧倒的な走破性と安心感のある剛性感に更なる感動を覚えた様子だ。
「A/T IIIでもここまでオフロード性能があるとは思いませんでした。R/Tがいいかなと思っていたのですが、快適性や雪道も走れるA/T IIIも魅力ですね、どうしようかなあ……」と、より悩みが増えてしまったようだ。
またデリカミニの同乗についても、「砂利道のような路面でもグイグイ前に進む力に驚いた」という声や、「デリカミニがここまで走れるクルマだとは思わなかった」という声もあった。
さらにデリ丸持参で参加したカップルは「アウトランダーを買ったばかりなんですが、デリカミニも欲しくなりました!」と話してくれた。
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■最後はとんでもないサプライズが!?
イベントの最後にはじゃんけん大会が実施され、勝ち残った幸運な参加者はなんと川畑選手のドライブに同乗できるというビッグなサプライズ。
コースの制約から100%のフルアタックではないものの、実際に助手席を体感した人は「次元が違い過ぎて笑いが止まりませんでした!」と異次元の走りをオープンカントリーの実力を再認識。
今回、スペシャルゲストとして参加した川畑選手は「初めての参加でしたが、参加者の皆さんが笑顔になる素晴らしいイベントでした。同じ条件でタイヤを比較する機会はなかなかないと思うので、こういった非日常を体感できるイベントはどんどん増やして欲しいですね。」と話していた。
「オフロードタイヤはブレーキ性能やグリップはもちろんですが、ラリーでは強さ、耐久性が大切で、パンクしてしまうと大幅なロスとなってしまいます。その点、オープンカントリーは“強いタイヤ”なので心強いです」と魅力を語ってくれた。
川畑選手が言うように、今後もベストカーとトーヨータイヤはこのような試乗イベントを継続して開催したいと考えているので、今回参加できなかった人も次回開催を楽しみにお待ちいただきたい。
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