これまで圧倒的なコスパと走りの楽しさで支持を受けてきたスズキ スイフトスポーツ。そんな最高な車が今年の秋ごろにデビューを果たすかもしれないのだ。この記事では新型スイスポの気になる性能について見ていこうと思う。

※本稿は2024年6月のものです
文:ベストカー編集部/写真:スズキ、ベストカー編集部 ほか
初出:『ベストカー』2024年7月26日号

■コスパは次期型も健在!?

2024年秋登場予定のスズキ スイフトスポーツ。いよいよマイルドハイブリッド化される(ベストカー編集部作成の予想CG)

 出る出ると言われながら、なかなか姿を見せない次期スイフトスポーツ。しかし、ベースのスイフトは登場ずみなのだからだいたいの予想はつく。

 歴代モデルがすべてそうであったようにキープコンセプトになるのは確実で、コストパフォーマンスの高いFFホットハッチという立ち位置は不変。スイフトの走りのレベルアップに比例して、スイフトスポーツもさらに魅力を増してくる。

■先代と同じくコスパ最強なのか!?  

スイフトスポーツ Sリミテッド チャンピオンイエロー

 エンジンは直4、1.4Lターボの改良タイプで、これに48V・ISGのマイルドハイブリッドが組み合わされる。エンジンが140〜150ps、モーターが13〜15psあたりのスペックが予想される。

 マイルドハイブリッド化による重量増が気になるところだが、同様のパワーユニットを搭載している欧州仕様の現行モデルが1025kgであり、意地でも1000kg未満を達成してくることだろう。現行型(970kg)と遜色のない軽さになりそうだ。

 ボディサイズは全長3990×全幅1750×全高1500mm、ホイールベース2450mmと予想。全幅は広がるものの、もちろんコンパクトなサイズだ。

 これまでの実績から走りに関しては何も心配する必要はない次期スイフトスポーツだが、気になるのは価格で、日本一ともいえるコスパの高さが続くかどうか。価格設定の確定的な情報を入手するのは難しく、期待を込めた予想になるが、230万円以内には収めてくれるはず。

 現行型の6速MTが216万4800円だから10万円程度の値上げということ。マイルドハイブリッド化や装備の向上などを考えると厳しいかもしれないが、スズキならできる! と無責任に言ってしまおう。

■新型スイスポのここに期待! 

スイフトスポーツ チャンピオンイエロー

・コストパフォーマンス最高のFFホットハッチがモデルチェンジで進化
・パワーユニットは1.4Lターボ+マイルドハイブリッドを搭載
・1トン切りの軽量ボディは健在
・新車価格が上がるいっぽうのなかで、驚異の230万円以内を期待!

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