セゾン自動車火災保険は7月23日、保険金支払業務の新たな管理システムとして、米国Guidewire(ガイドワイア)社の「ClaimCenter」を導入した、と発表した。
これにより、従来の仕事のやり方にとらわれない最新のテクノロジーを活かした業務改革を進め、事故対応サービスにおける持続的な提供価値の向上を目指す。
同社の主力商品「おとなの自動車保険」は、多くの顧客から高評価を受けており、業界トップレベルの成長を続けている。それに伴い、保険金の請求件数も増加している。損害保険商品の本質的な提供価値である事故対応サービスを将来にわたり提供し続けるため、世界中で豊富な導入実績があり、柔軟性と拡張性を備えたGuidewire Cloud上のClaimCenterを導入した。なお、クラウド版の同製品の導入は日本国内では初めての事例となる。
この製品の機能を活用し、業務プロセスの改善・標準化や管理機能の強化を進めることで、損害サービス部門の生産性を高めるとともに、迅速な保険金の支払いや適時・適切な事故対応を実現する。また、クラウド版を導入したことで、テクノロジーの最新化が容易になり、システムの保守・メンテナンスの負担軽減も図られ、システム開発力の強化につながる。
米国に本拠を置くGuidewireは、損害保険会社がエンゲージメント、イノベーション、効率的な成長を実現するためのプラットフォームを手がけている。同社は、デジタル、基幹業務システム、データ分析、AIにおける知見を結集したプラットフォームをクラウドサービスとして提供しており、世界40か国で540社以上の損害保険会社がGuidewire製品を採用している。これまでに1600件以上のプロジェクト成功実績があり、マーケットプレイスでは200以上のアプリケーションを提供している。
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