住友ゴム工業は、あらゆる路面にシンクロする次世代オールシーズンタイヤ ダンロップ「SYNCHRO WEATHER(シンクロウェザー)」を10月1日から発売する(7月23日発表)。初期発売サイズは40サイズで、順次22インチまで合計100サイズ以上に拡大する予定だ。
新商品シンクロウェザーは、水や温度に反応し路面状態に合わせてゴム自ら性質が変化する新技術「アクティブトレッド」を搭載している。この技術により、ゴムの柔らかさに寄与するポリマーの動きをコントロールし、スタンダードサマータイヤ以上の優れたウエット性能を発揮する。また、従来のオールシーズンタイヤではカバーできなかった氷上を含むあらゆる路面での走行を可能とする。
アクティブトレッドは、路面状態の変化に反応する2つの「スイッチ」を組み込んでいる。1つ目の「水スイッチ」は、水に触れるとゴム表面が柔らかくなり、ウエット路面でのグリップ性能を向上させる。2つ目の「温度スイッチ」は、低温になるとゴムが柔らかくなり、氷上路面でも高いグリップ力を発揮する。
この技術革新により、シンクロウェザーは、ドライバーを様々なストレスから解放する。季節や天候によってタイヤを履き替える必要がなくなり、環境面でも廃棄タイヤの数を削減し、環境負荷の軽減が期待できる。
住友ゴムは、2023年10月にアクティブトレッドを初公開し、シンクロウェザーはその技術を初めて搭載した次世代オールシーズンタイヤである。新技術の採用により、サマータイヤとスタッドレスタイヤの性能を両立させ、夏も冬も安心して使用できるタイヤとして注目されている。
シンクロウェザーは、ドライ、ウエット、雪上、氷上といったあらゆる路面で高い性能を発揮し、ドライバーにとってストレスフリーな走行体験を提供する。
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