スーパー耐久第3戦オートポリスに水素エンジンカローラで参戦したモリゾウさんが、予選後に行われた80台限定の「マイカーパレードラン」に参加。2500円のチケットを自腹で購入し、わざわざセンチュリーGRMNを持ち込んで、ファンと一緒にサーキット走行を楽しんだ!

文/写真:ベストカーWeb編集部

■「パレードランを絶対に走りたかった!」

ルーキープリティたちを乗せてセンチュリーGRMNでコースをゆっくりと走った

 モリゾウさんが走ったスーパー耐久第3戦オートポリスで開催されたマイカーパレードランは80台限定。フェイスブックで募集記事を見つけ、絶対に走るぞ! と素早く購入。自分はセンチュリーGRMNをチョイスし、早川茂副会長にはセンチュリーSUVのドライブを頼み、盛り上げようと画策。

 このサプライズにパレードランの参加者はもちろん、観戦にやってきたファンは大喜び。しかも、同乗するのはチームのルーキープリティたち。彼女たちもサーキットをモリゾウさんのドライブで走れることは「夢のよう」ということで、思い切り弾けていた。

 わずか2周だったが、どのクルマもほぼフル乗車でみんな手を振りながら楽しそうにグランドスタンドを通過していく。レーシングカーと同じコースをゆっくりとはいえ、走行できるのは大きな喜びであり、思い出になる。

■「ファンタスティック」に込められた想い

ルーキープリティは日本のほか中国や台湾の女性もいて、「皆さんに笑顔になってもらえること」がミッションだという

 2周の走行を終え、戻ってきたモリゾウさんは開口一番「ファンタスティック!」と満足そう。

「コースのマーシャルたちが旗を盛んに振ってくれ、ニュルブルクリンク24時間レースでゴールした直後のような感覚になりました。私が優勝することなどありませんが、(トップを走っていたので)そんな気持ちにさせてくれました」とその理由を教えてくれた。

「プリティたちも旗を振るマーシャルたちに『ありがとう』と声をかけ、あんなふうなコミュニケーションが取れることにも新鮮でした」。

「2500円の価値はありましたね!?」と聞いてみると「ニュルで勝った気分にさせてくれたんだから2500万円の勝ちはありますね」とニッコリ。

 STMOの理事長として、参戦ドライバーとして、レースを盛り上げ、ファンも盛り上げるモリゾウさん、さすがです!

 来年はニュルブルクリンク24時間レースへの復帰も噂されるモリゾウさん、ニュルでも何か盛り上げを考えているに違いない。

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