今秋発売予定のスズキ 新型フロンクス。情報筋から得た内容から察するにスタート価格は250万円台~。あらら、209万円~のWR-Vやロッキー/ライズより高いじゃん!! って思った人も多いハズ。でも、納得すぎる理由をマジで解説します。ざっくり言ってスズキの本気度がヤバいんです!!!!

文・写真:ベストカーWeb編集部

■WR-Vとは全然違う戦略!! コスト重視じゃなく買いたくなるクルマだった

アルミペダルもヘッドアップディスプレイだって標準装備!! もはや高級車の域

 新型フロンクスはFFモデルが250万円台、4WDが270万円台スタートとなる見込み。確かにこれだけ聞けばWR-Vに比べて高い気もする。

 とはいえ、新型フロンクスは電子パーキングブレーキを筆頭に先進安全装備がズバ抜けて充実しているうえ、4WDだって選べる。さらにいえば約20万円相当の9インチナビが標準装備となるなど、この3点だけでも納得いただけるハズ。

 インドから来たからといってコスト重視、あるいは何か妥協しているワケではないのがフロンクスの強み。開発陣いわく「自分たちが欲しいクルマ、納得できる仕上がりにしました」というほど。ざっくり言ってしまえばWR-Vはうまいこと割り切っており、対する新型フロンクスは妥協しない、むしろ高級路線を選んだイメージ。

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■日本専用装備だらけ!! これこそバレーノの経験があってこそ!!!!!!

フロントもだが、やっぱりリアのカッコよさが感涙モノ!! 4m弱しかないのに、ここまでのマッチョ感を演出できたのはさすがのひと言

 ちなみにインド仕様と日本仕様の違いは、先進安全装備、4WDの有無、シートヒーター、4穴ホイールを日本だけ5穴にするなど、はっきり言ってかなりお金がかかっているのだ。それに加えて、シート表皮なども専用なため、ライバルとは異なり、舌の肥えた日本のユーザーも十二分に納得できる仕上がりとなっている。

 ちなみにマルチスズキの工場でどれも取り付けを行うため、そのフロンクスの製造ラインにだって相当な金額が積まれているハズで、ここからも日本市場に掛ける思いが激アツというワケ。

 おそらくここまで本気になった、あるいは我々日本人が納得できるまでの力作となったのは2016年にこれまたインドからやってきて不発に終わったバレーノの経験があってこそ。他社よりも早い段階でインドから輸入しているスズキならではの知見ともいえるのだ。

 本日8月1日より予約がスタートする新型フロンクス。ちょっと想定よりも高かったな…と思ってしまった人も、今一度ライバル車との装備差を比較してみてほしい。マジでスズキの本気度がスゴいんです!!!!

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