カーオーディオ愛好家から羨望の眼差しを向けられているハイエンド機や、広く愛用されている定番モデルを毎回1つずつ取り上げ、それらの魅力を解き明かしている当連載。今回は、国産気鋭ブランド「PLUG&PLAY」の各機にスポットを当てる。
◆車内で良い音を楽しむためのノウハウを豊富に有する「ビーウィズ」がプロデュース!
早速、「PLUG&PLAY(プラグアンドプレイ)」とはどのようなブランドなのかを紹介していこう。なおこれをプロデュースするのは、国産ハイエンドカーオーディオメーカーの「ビーウィズ」だ。クルマの中で良い音を楽しむためのノウハウを豊富に持つ同社により、本格サウンドをより手軽に楽しめる製品を提供するべく2019年に設立された。
なお、同ブランドから発売されているアイテムは計5つあり、その中でブランドコンセプトが色濃く反映されているのは、2つの「パワーアンプ内蔵DSP」だ。クルマの中で本格サウンドを楽しむためには、車内特有の音響的な不利要因を改善する必要がある。で、これら2機種は、それを確実に遂行できる。しかも低コストで。つまりこれらを使えば、誰もがたやすく本格サウンドを満喫できる、というわけだ。
「PLUG&PLAY」の製品群。◆ラインナップは全5機種。もっとも個性が光るのは『PLUG&PLAY 640』!
では、ラインナップを紹介していこう。「PLUG&PLAY」よりリリースされている各機の名称と価格は以下のとおりだ。
●6ch/4ch DSPプロセシングアンプ『PLUG&PLAY 640』(税込価格7万1500円)
●10ch/8ch DSPプロセシングアンプ『PLUG&PLAY 1080』(税込価格12万6500円)
●8ch DSPコントローラー『PLUG&PLAY DSP』(税込価格11万円)
●2chパワーアンプ『PLUG&PLAY POWER』(税込価格4万2900円)
●リモートコントローラー『PLUG&PLAY COMMAND』(税込価格1万5400円)
次いで、それぞれの特長を説明していこう。先述したとおり特に注目すべきは、2つの「パワーアンプ内蔵DSP」だ。そしてより個性が光るのはズバリ、「PLUG&PLAY 640」だ。
当機には導入のハードルを下げるための工夫が各所に盛り込まれていて、価格は「パワーアンプ内蔵DSP」として最廉価クラスに留められている。なので、スペックはミニマムだ。コントロールできるch数と内蔵パワーアンプのch数は必要最低限の仕様となっている。しかしながら音を良くするための能力は十二分に備わっている。本格システムの基本形であるフロント2ウェイを、しっかり鳴らし切れる能力が確保されている。
PLUG&PLAY・PLUG&PLAY DSP◆『PLUG&PLAY 640』ならシステム発展も可能! その他にも魅力的なアイテムが!
『PLUG&PLAY 640』はさらに、ある程度の発展性も有している。コントロールできるch数は「6」が確保されているのでパワードサブウーファーも足せて、あるいは外部パワーアンプも併せて導入すればリアスピーカーもコントロール可能だ。また内蔵パワーアンプよりハイパワーなアンプを使いたくなったら、フロントスピーカーを外部パワーアンプにてドライブできる。このような発展性を有する「パワーアンプ内蔵DSP」は、そうそうない。
そしてもう1つの「パワーアンプ内蔵DSP」である『PLUG&PLAY 1080』は、より本格的なシステムも構築可能だ。10chをコントロールできるので、フロント3ウェイ+サブウーファー+リアといった高度なシステムにも対応する。しかしそこまでのスペックを有しながらも、価格は低く抑えられている。
また『PLUG&PLAY DSP』は、好みの外部パワーアンプを組み合わせたいと考えたときに頼りになる。そしてそれに組み合わせられるリーズナブルかつ高性能な「外部パワーアンプ」、『PLUG&PLAY POWER』までも用意する。
本格システムの構築を手軽に実行したくなったら、「PLUG&PLAY」に要注目!
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