ランボルギーニは8月1日、電動スーパーカー『レヴエルト』の特別モデル「オペラ・ウニカ」をイタリアで発表した。この特別なレヴエルトの外装塗装には、標準の製造時間に加えて475時間の専門的な技術が投入されたという。

同車は、ランボルギーニのカスタマイズ部門のアド・ペルソナムとランボルギーニ・チェントロ・スティーレが共同で製作。この特別なモデルは、イタリアのサルデーニャ島の美しい青と海をテーマにしている。初公開は、イタリアの高級リゾート地カラ・ディ・ヴォルペで行われ、青を基調とした装飾が施された。

ランボルギーニ・レヴエルトの「オペラ・ウニカ」

この特別なレヴエルトの外装塗装には、標準の製造時間に加えて475時間の専門的な技術が投入された。車体をマスキングし、二色や三色の塗装効果をブラシで描くことで、波が岩に打ち寄せる様子を表現している。スタート/ストップボタンカバーや名板などの細部にも特別なコーティング技術が用いられた。内装の刺繍仕上げには85時間が費やされ、水のようなステッチ効果を生み出すための新しいツールが使用された。

塗装には、ランボルギーニのアド・ペルソナムの特別な塗装技術を駆使しており、車の角度やラインを現代建築のように際立たせる。サルデーニャのクリスタルのような海からインスピレーションを受けた三色の青が、車の各部にわたって使用されている。フロントパネルとルーフにはライトブルー・タワレットがベースカラーとして使われ、リアパネルにはブルー・ケフェウスがフェード効果を生み出す。さらに、ブルー・オケアノスがボンネットやフロントスプリッター周辺に深いフェード効果を加えている。

ランボルギーニ・レヴエルトの「オペラ・ウニカ」

内装にはブルー・デルフィヌスがメインの色として使用され、シートバックやドア、センターコンソールにはライトブルー・アモンがアクセントとしてあしらわれた。対照的な白いビアンコ・レダのステッチとパイピングが施されている。特別に開発されたツールを使用して、ブルー・アモン、ブルー・ケフェウス、ビアンコ・レダの3色のステッチが施され、サルデーニャの水の輝きを再現している。

レヴエルトには、V12のプラグインハイブリッドパワートレインを搭載。新しい内燃エンジンと3つの電動モーターの組み合わせにより、1015hpの出力を実現する。0-100km/hの加速は2.5秒で、最高速度は350km/hを超える。

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