フォルクスワーゲンは8月6日、小型EV『ID.3』の頂点に立つ高性能モデル「GTXパフォーマンス」を欧州で発表した。
このモデルは、フォルクスワーゲンのパフォーマンスドライブシステムの強化版を初めて搭載している。ツインモーターの出力は『ID.3 GTX』の285psから326psに向上し、最大トルクは545Nmに達する。これは、フォルクスワーゲンの最も強力なV6ターボエンジンを上回る性能だ。『ID.3 GTXパフォーマンス』は、0-100km/h加速を5.7秒で達成し、最高速は200km/hに達する。
フォルクスワーゲンID.3の「GTXパフォーマンス」エネルギー源は79kWhのリチウムイオンバッテリーで、DC急速充電ステーションでは最大185kWの電力で充電できる。バッテリーは約26分で10%から80%まで充電可能。WLTPサイクルの航続は最大601kmとなっている。
GTXパフォーマンスモデルは、強化されたスタビライザーと高性能チューンされた足回りを備えている。基本レイアウトはマクファーソンフロントアクスルと5リンクリアアクスルで構成され、進化したビークルダイナミクスマネージャーがハンドリングとロードホールディングを高めている。
フォルクスワーゲンID.3の「GTXパフォーマンス」デザイン面でも、GTX専用のフロントバンパーや20インチのGTXホイールなど、特別な要素が取り入れられている。インテリアもGTX専用のカスタマイズが施されている。
操作性においても、最新世代のソフトウェアとインフォテインメントシステムを搭載し、12.9インチのディスプレイやChatGPTを搭載したIDAボイスアシスタントが含まれている。オプションとして、拡張現実ヘッドアップディスプレイやプレミアムサウンドシステムも選択できるされている。
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