米国のEVメーカーのリビアン(Rivian Automotive)は8月6日、2024年第2四半期の決算を発表した。最終損益は14億5700万ドルの赤字。前年同期の11億9500万ドルと比較して、赤字が拡大した。

この四半期中、同社はコスト効率の向上、製品の改善、バランスシートの強化、技術スタックの差異化の検証、新たなビジネス機会の確立において大きな進展を遂げたという。また、イリノイ州ノーマル工場でのアップグレードが完了。第2四半期は9612台の車両を生産し、1万3790台を納車した。

2024年第2四半期の売上高は11億5800万ドルであり、その主な要因は1万3790台の車両の納車だった。また、カーボンクレジットの販売からの売上は1700万ドルだった。

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一方、第2四半期の粗利益はマイナス4億5100万ドルで、前年同期と比較して悪化。収益のコストには、5900万ドル(1台あたり約4278ドル)の長期的なコスト構造に含まれない費用が含まれていた。これには、特定のサプライヤー負債に関連する3300万ドルの収益効率化に関する費用と、工場のアップグレードに関連する2600万ドルの減価償却が含まれている。

2024年第2四半期の営業費用は9億2400万ドルに増加し、前年同期と比較して増加した。営業費用には、非現金の株式報酬費用と減価償却費が含まれている。

2024年第2四半期の最終損益は14億5700万ドルの赤字。前年同期の11億9500万ドルと比較して、赤字が拡大した。

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