WRCで世界的な活躍を見せたセリカだが、まさかの新型セリカ登場の情報を入手した。トヨタが新たに公開した2Lターボエンジンを搭載予定。高出力を実現し、CN燃料にも対応する。2025年の東京オートサロンでお披露目される可能性もあり、今から楽しみだ!!

※本稿は2024年7月のものです
文、予想CG:ベストカー編集部/写真:トヨタ、ベストカー編集部
初出:『ベストカー』2024年8月10日号

■2025年春の東京オートサロンでお披露目

原点回帰で高級スポーツ路線をいくセリカGT-FOUR後継。それでも400psと超パワフルだ!(ベストカー編集部作成の予想CG)

 次世代2Lターボエンジンは、セリカ後継車にも搭載される。MR2後継と同様、WRCマシン直系のGR-FOURシステムを搭載する4WDで、つまり、セリカGT-FOURの復活となる。

 400ps/550Nm(約56.1kgm)のスペックもMR2後継と同じだが、セリカGT-FOURは比較的ラグジュアリーな方向に振ったクルマになるとの情報がある。

 1986年に登場した初代GT-FOUR(ST165型)は、WRCでの活躍から本格派スポーツのイメージが強いかもしれないが、市販車は高級路線で、当時としては高価な約300万円のクルマだった。

2024年5月に公開したトヨタの次世代エンジン。写真の赤いヘッドカバーが2LターボでCN燃料にも対応する

 ランエボ、インプレッサの台頭もあって1990年代以降は武闘派のイメージが強まったGT-FOURだが、原点は高級スポーツだったのだ。次世代エンジンの後継モデルは、その原点に戻るのである。こちらも6速MTと8速DATが用意され、CN燃料に対応するのもMR2後継と同じだ。

 MR2後継、セリカGT-FOUR後継ともに2026年のデビューに向けて開発が進められている。ある情報筋からは「2025年の東京オートサロンにセリカ後継のプロトタイプが出展される」という話も聞こえているが、MR2後継の公開もあるかもしれない。今から楽しみだ!

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