トヨタ自動車の米国部門は、大型ピックアップトラック『タンドラ』の2025年モデルを発表した。新たに「TRDラリーパッケージ」を設定している。
TRDラリーパッケージは、トヨタのバハレースの伝統をベースに設計されている。アイコニックな赤、オレンジ、黄色のカラーリングが特徴で、18インチのTRDオフロードホイール、オールテレーンタイヤ、ビルシュタイン製ショック、スキッドプレートなどが装備されている。
トヨタ・タンドラの「TRDラリーパッケージ」さらに、電子制御ロッキングリアディファレンシャル、マルチテレインセレクト、クロールコントロールが搭載され、オフロードでの性能が向上している。
内装も同様に、赤、オレンジ、黄色のアクセントが施されたSoftTexトリムシートとダッシュボードが特徴だ。カラーはアイスキャップ、マグネティックグレー、ミッドナイトブラックメタリック、セレスティアルシルバーの4色が用意されている。
また、前席には10方向調整可能なレザーシートが装備され、マッサージ機能が追加された。上半身と下半身のマッサージが選択でき、14インチのマルチメディアタッチスクリーンで簡単に操作できる。この機能は1794、プラチナム、キャップストーングレードに標準装備されている。2025年モデルでは、新色「マッドバス」がTRDプログレード専用で追加された。
トヨタ・タンドラの「TRDラリーパッケージ」パワートレインも強化されている。ツインターボV6エンジンとハイブリッドツインターボV6が用意され、どちらも10速電子制御自動変速機(ECTi)と組み合わされている。i-FORCEツインターボV6は389hpのパワーと479lb-ft(650Nm)のトルクを発揮。i-FORCE MAXハイブリッドは437hpのパワーと583lb-ft(790Nm)のトルクを引き出す。
オフロード性能も向上しており、TRDプロモデルとTRDオフロードパッケージ装備車には、マルチテレインセレクト、クロールコントロール、ダウンヒルアシストコントロールが標準装備されている。電子制御ロッキングリアディファレンシャルとマルチテレインモニターも標準装備され、ドライバーは前後左右のカメラビューを確認できる。
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