EV充電インフラ事業を展開するテラチャージは8月19日、東横インが運営する東横イン印旛日本医大駅前千葉幕張EV充電器を設置し、サービス提供を開始した。背景には、ホテルなどの滞在先でEVを確実に充電できる環境がまだ不十分であることだ。

東横イン印旛日本医大駅前には普通充電器4口、東横イン千葉幕張には普通充電器3口が設置された。ドライバーはスマートフォンのアプリを利用して充電から料金の支払いまで完了可能で、施設とEVドライバーの両者にとって非常に便利な環境が整備される。

全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会の調査によると、2023年3月時点でEV充電器を設置している施設は僅か25%であり、設置している施設の91.1%が1~2基のみである。経済産業省はEV充電器の設置目標を2030年までに30万口とするなど、充電環境の整備が全国で求められている。東横インは、2015年以降に開業した約70店舗にEV充電器を設置している。

今回設置された充電器は3kWコンセント充電器で、利用料金は1時間250円。

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