アウディは8月27日、ドイツ・インゴルシュタットでの生産開始から75周年を迎えるのを記念して、9月8日にインゴルシュタット市内のヨーゼフ・シュトローブル広場で記念イベントを開催すると発表した。
訪問者はインゴルシュタットで最初に生産された車両モデルの展示や、その他の楽しいアクティビティを楽しむことができる。
イベントの前夜には、アウディ・ミュージアム・モバイルで「ナイト・オブ・ザ・ミュージアムズ」が開催され、ラテン、ソウル、ファンク、ポップの多彩な音楽を楽しめるアウディ・ビッグバンドの演奏や、特別展示「Form vollendet」のハイライトツアーが行われる。
アウディの歴史において、1949年9月3日は重要な日だ。この日、インゴルシュタットでAuto Union GmbH(アウトウニオン)が設立され、戦後の西ドイツで新たなスタートを切った。戦後の困難な時期に、旧ザクセン州のAuto Union AGの元従業員がインゴルシュタットで中央部品倉庫を設立し、戦前の車両の部品供給を再開した。1949年11月には、DKW『RT 125』というオートバイが生産され、戦後のドイツにおける手頃な移動手段として重要な役割を果たした。
アウディの前身「Auto Union(アウトウニオン)」75周年記念イベントは、9月3日にアウディ・ミュージアム・モバイルでの講演から始まる。アウディ・トラディションの歴史家ラルフ・フリーゼ氏が、インゴルシュタットでの初期の歴史やAuto Unionの新工場への移転について語る。
9月7日には、アウディ・ミュージアム・モバイルで「ナイト・オブ・ザ・ミュージアムズ」が開催され、アウディ・ビッグバンドの演奏や特別展示のガイドツアーが行われる。また、天候が良ければ、アウディ・ピアッツァで特別なゴーカートコースが設置される予定だ。
9月8日には、ヨーゼフ・シュトローブル広場で記念イベントが開催され、訪問者は10時から17時まで楽しむことができる。イベントでは、シュネルラスターの試乗や市内ツアー、初期のAuto Union GmbHの車両展示が行われる予定。アウディ・フィルハーモニック・ウィンド・オーケストラのバイエルン・アンサンブルも多彩なコンサートを披露する。
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