8月の夏休み後半の列島をノロノロと迷走し続けた「台風10号」はようやく熱帯低気圧に変わり、計画運休を余儀なくされた東海道新幹線なども全線で通常通り運転を再開。ただ、急速に勢力を弱め、暴風域はなくなったものの、JR東海によると、大雨などの今後の気象状況により、一部列車の運休や運転見合わせが発生する場合もあるとしている。

きょうの各紙も「台風10号熱帯低気圧に、死者7人『迷走』各地に大雨」(読売)や「新幹線きょう通常運行、台風10号 ダイヤ乱れ乗客足止め」(産経)などと、台風10号関連の記事を社会面に取り上げている。

一方、台風10号の接近に伴い、トヨタ自動車は先週8月28日から、グループ会社を含めた国内全14工場の稼働停止をきょう9月2日午前まで継続。夕方以降の稼働については、午前にも判断するそうだが、自然災害のうち台風の影響で従業員の安全確保などを優先するため、土日を挟んで6日間も国内全工場の稼働を止めるのは異例の事態であり、新車の納期遅れも気になるところだ。

2024年9月2日付

●雨天ライドシェア低調、7月から規制緩和、アプリ未対応、ドライバー不足「運航実績ゼロ」相次ぐ (読売・4面)

●リニア中間駅を歩く「山梨県駅」開業期待より生活第一 (毎日・19面)

●新幹線きょう通常運行、台風10号ダイヤ乱れ乗客足止め、熱帯低気圧でも雨に警戒 (産経・21面)

●世界覇権、テスラを味方に、中国、次に狙うは自動運転(日経・10面)

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