スバル車にトヨタのストロングハイブリッドが組み合わされるということで注目されていた次期フォレスターだが、それよりも前にスバル クロストレックがストロングハイブリッド化されて登場するという。しかも組み合わされるのは2.5L水平対向というハイパワーエンジンだ!!

※本稿は2024年7月のものです
文:ベストカー編集部/写真:ベストカー編集部、スバル ほか
初出:『ベストカー』2024年8月26日号

■トヨタのハイブリッド+2.5Lボクサー4!

2024年8月に改良を受け登場予定のスバル クロストレック。2.5L水平対向4気筒にストロングハイブリッドが組み合わされるという

 次期フォレスターのストロングハイブリッドモデルに注目が集まっていたが、それに先んじて2024年8月、クロストレックのアプライドBで、トヨタのハイブリッドシステム「THS」を取り入れたパワーユニットが搭載されることが判明した。

 組み合わされるエンジンは、2.5L水平対向4気筒だ。北米仕様には2.5L自然吸気エンジンがすでに搭載されているが、こちらをTHSと組み合わせるために改良したものと考えられる。現行型クロストレック(北米仕様)の2.5Lエンジンは、単体で185ps/24.6kgmと、2.0Lエンジンよりもパワー的に余裕がある。

 なお、2.5Lエンジンを搭載した次世代e-BOXERが市場に投入されることになるが、スバルとしては現行型が搭載している2.0Lエンジンを搭載したe-BOXER(マイルドハイブリッド)も併売する方針だ。

 グレード構成については、現在の「リミテッド」(マイルドハイブリッド)に相当するグレードの上に、ストロングハイブリッドを搭載したグレード、さらにはストロングハイブリッドとアイサイトXを搭載した最上級グレードが登場する。

 価格的には、現行型と比べて大幅な値上げが予想されるが、その中身はかなり期待ができそうだ。

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