2022年に販売終了になったが中国から輸入する形で復活となったオデッセイ!! 低床フロアを採用したことにより歴代、ミニバンとは思えない走りを実現していることからファンも多い1台だ。月販平均は1042台と苦戦気味のオデッセイをほめちぎっていこう!!!!

※本稿は2024年7月のものです
文:清水草一/写真:ベストカー編集部、ホンダ
初出:『ベストカー』2024年8月26日号

■ホンダ オデッセイはこんなクルマ

ホンダ オデッセイ(484万400~516万4500円)2024年1~6月販売台数:6254台 月販平均:1042台 基本的なデザインは復活前と変わらないが、質感アップ。現在はe:HEVのみを販売する

 2022年に惜しまれつつ日本での販売を終了したが、2023年、中国から輸入する形でめでたく復活!! 特に室内の豪華さが増して魅力アップしたミニバンの老舗。

●GOOD POINT:低床フロアによる軽快な走りが最高!!

 オデッセイが復活してくれて、うれしくて毎日お布団で泣いてます。なにしろオデッセイは国産ミニバンの元祖みたいなもの。歴史の重みが違います。一度消えた商品が復活したという事実だけを見ても、その価値の高さがわかります。オデッセイはミニバンでありながら、伝統的に低重心にこだわっていて走りがイイ。

 現行オデッセイは超低床プラットフォームの採用で、全高を上げつつその伝統を受け継いでいます。スゲエッ! これぞコロンブスの卵! チョット価格が高めな気もしますがコロンブスがアメリカ大陸に到達したように、オデッセイはクルマ界において歴史的な先駆者なのです。

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