フォードモーターは9月4日、電動バンフォード『E-トランジット』の2024年モデルの出荷を北米全域で開始した、と発表した。このE-トランジットの2024年モデルは、アメリカで最も売れている電動バンの最新バージョンだ。
2024年モデルには、航続を延ばした「ロングレンジ」仕様を設定する。冷蔵配送などの新たな業務用途にも対応できるよう、航続が32%増加し、1回の充電で最大159マイル(約256km)が走行可能となった。
また、新しい「デュアルオンボードチャージャー」により、充電時間が22%短縮され、2.4kWのPro Power Onboardが車両走行中でも使用可能となった。
フォード『E-トランジット』の2024年モデルバッテリーは、89kWhの使用可能エネルギーを持ち、長距離の業務や新たな用途に対応する。さらに、フォードProの80Aシリーズ2チャージャーを使用することで、充電時間が22%短縮され、フォードProの充電ソフトウェアを利用して最適な充電時間を特定することができる。
E-トランジットは、燃料、メンテナンス、運用コストの削減により、アメリカで3年連続で「ベストフリートバリュー」に選ばれている。また、E-トランジットは300万ガロン以上のガソリンを節約し、CO2排出量を2500万kg以上削減しており、これは41万3377本の苗木を植えて10年間育てるのと同等の効果があるという。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。