自動車評論家の清水草一氏が旅行をした際、旅先でレンタカーを利用したのだが、なんと旅先で借りたレンタカーはダイナミックシールド付きの三菱ミラージュであった!! 走行距離から来るヤレもあり、ほぼ予想どおりといった走りだったが、思わぬ出会いに喜びを感じていたという。レンタカーガチャでひいたレア車、ミラージュの歴史を振り返ってみよう。
※本稿は2024年7月のものです
文:清水草一/写真:三菱 ほか
初出:『ベストカー』2024年8月26日号
■6代目ミラージュ、11年の歴史
6代目ミラージュは2012年に登場(タイ工場製)。以来11年という長寿をまっとうし、2023年に永眠した。
登場時、日本は不況のドン底にあり、ミラージュのウリはズバリ安さ。100万円を切るグレードもあった。しかし販売不振が続き、テコ入れのため2回のフェイスチェンジを敢行。エンジンも1Lを廃止して1.2Lに絞り、最後はダイナミックシールドまで付けたが、低迷が続いた。
ダイナミックシールド付きのミラージュは超レア。街で見かけることはほとんどない。
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