ヒョンデは9月3日、小型EV『アイオニック5』の2025年モデルを米国で発表。2025年モデルは、テスラの北米充電規格(NACS)ポートを初めて搭載するヒョンデ車となった。このポートにより、テスラのスーパーチャージャーネットワークの1万7000以上の充電器がアダプターなしで利用可能となり、顧客にとってDC急速充電ネットワークの規模が倍増する。
また、2025年モデルには、コンバインドチャージングシステム(CCS)アダプターも付属する。2024年第4四半期以降、全ての新型またはリフレッシュされたヒョンデのEVはNACSポートを標準装備する予定だ。
ヒョンデ・アイオニック5の2025年モデル(米国仕様)電力システムの強化も行われており、標準レンジモデルのバッテリー容量は58.0kWhから63.0kWhに、ロングレンジモデルは77.4kWhから84kWhに増加する。
外観デザインも刷新され、フロントとリアのバンパーが新設計された。新しいリアスポイラーやより空力的なホイール、フラッシュタイプのルーフサイドレール、新しい外装色(アトラスホワイトマット、エコトロニックグレーマット、セラドングレーマット)も追加された。
ヒョンデ・アイオニック5の2025年モデル(米国仕様)内装では、HVACコントロールの再設計、新しいセンターコンソール、前席シートヒーターコントロール、新しいステアリングホイールデザイン、後部座席のヒーター(SEL以上のグレード)が導入された。
インフォテインメント面では、12.3インチのオーディオ/ビデオナビゲーション(AVN)システム、ワイヤレスApple CarPlayおよびAndroid Autoの標準統合、ヒュンダイデジタルキー2プレミアム(NFC + Bluetooth Low Energy + UWB)、コントローラーのオーバー・ジ・エア(OTA)アップデート、スマートクルーズコントロール、USB Type-Cポートが含まれる。
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