電動化で純ガソリンのスポーツカーが消えていく今日この頃。正直、そんなに乗りたいわけでもないし……と、思ってるそこのあなた、ちょっと待って。一回乗ってみたらマジで世界変わるから! と言うことで今回は若者にオススメのスポーツカーを一挙にご紹介しよう。
※本稿は2024年3月のものです
文/岡本幸一郎、伊達軍曹、渡辺陽一郎、写真/ベストカー編集部 ほか
初出:『ベストカー』2024年4月26日号
■フレッシュマンにおすすめの400万円以下スポーツ
やっぱりイチオシは、手頃なサイズと適度なパワーを持った後輪駆動である点で、GR86/BRZだ。2.4Lになった現行型は、より速くて扱いやすくなったおかげで、ワインディングを楽しく走れて、高速道路でも余裕がある。
もちろん見た目もわかりやすくスポーティだけど、いざとなれば4人乗れるところもポイントが高い。テールを流してFRの醍醐味を味わいたいならGR86、より高いトータルバランスを求めるならBRZだな。
でももし2シーターを買ってもかまわない環境にいるなら、中身が新しくなったばかりのロードスターをぜひお薦めしたい。
ほかではなかなか味わえない1トンあまりの身軽な走りは格別! 最新版は走りの楽しさに磨きがかかっているし、自分の運転操作がクルマの挙動にダイレクトに表れるので勉強にもなる。選択肢が豊富で、RSやRFももちろんいいが、迷ったら“素”のよさを味わえるS系のソフトトップに乗っておくことを薦めたい。
個人的にはFR推しだけど、FFでも楽しいクルマはある。なかでも一番がノートオーラNISMOだ。e-POWERならではの瞬発力満点の加速とスパルタンな足まわりによるダイレクト感ある走りは格別。メーカー自ら本格的にチューニングしたスペシャルモデルの醍醐味を味わえるぞ。
■大学生におすすめの中古スポーツ
オープンエアの快感を若いうちから知ってほしいという意味で、1位は先代マツダロードスター。総額70万円前後で普通に買える。
2位はやや高額だが、FR界のエリートになるべくトヨタの初代86で。100万円以下から狙える。3位は存在感的に強烈な先々代の日産 フェアレディZ。とはいえ総額60万円ぐらいでも普通に狙える一台だ。
【新車の買い方指南】クレジットローンはどんなタイプを利用するといい?
車両の購入代金を納車後に分割返済するローンは、将来の返済能力に依存する借金だ。利用するには返済能力を審査され、年齢、雇用形態、年収、勤続年数、ローンの返済状況などによって利用の可否が判断される。
年齢が若く勤続年数の少ないフレッシュマンは、ローンの利用で不利になりやすい。一定の条件を満たした保証人を求められる場合もある。
そのうえでディーラーローンを利用するなら、今は月々の返済額を抑えられる残価設定型が人気だ。返済期間が満了したら車両を返却するのが基本だが、残価を支払うことで買い取りも可能だ。
また、銀行や信用金庫のマイカーローンも、以前に比べると利用しやすい。ディーラーローンと併せて検討したいが、年率3%以下の低金利には変動金利型が多く、返済途中で金利が高くなる可能性もある。
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