EV充電サービス「WeCharge」のユビ電は9月18日、千葉県習志野市に東急不動産が建設した新築分譲マンション「ブランズ津田沼奏の杜二丁目」において、WeChargeスマートコンセントが採用された、と発表した。

この物件では平置駐車場4区画(身障者用駐車場1区画含む)にEV充電コンセントが個別に設置され、入居者はいつでも充電が可能。これにより、快適なEVライフをサポートし、住民にとって利便性の高い生活環境を提供する。

政府は2050年カーボンニュートラルの実現に向けて、「2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略」(2021年6月改定)を発表し、2035年までに乗用車の新車販売で電動車100%を目指している。経済産業省も「充電インフラ整備促進に向けた指針」(2023年10月)を発表し、集合住宅や月極駐車場、高速道路SA/PA、商業施設等におけるEV充電設備の設置目安を示した。特にマンション等における基礎充電については、2030年までに「集合住宅や月極駐車場等で10~20万口」の設置を目指す方針が示されている。

新築分譲マンションのブランズ津田沼奏の杜二丁目は、EV充電設備を導入することで、入居者の利便性を大幅に向上させるとともに、環境負荷の低減に貢献している。この取り組みは、住民にとって快適で便利な生活環境を提供するだけでなく、持続可能な社会の実現に向けた先進的な姿勢を示すものだ。最新の技術を積極的に取り入れることで、環境に優しい未来を見据えた生活スタイルを提案し、地域全体の環境意識を高める役割も果たしている。

WeChargeはユビ電が提供するEV充電サービス。自宅での充電が可能になることで、EVオーナーは駐車中に充電を完了でき、日常の移動において利便性が向上する。これにより、EV普及に貢献する。また、WeChargeはマンション等への導入が容易で、イニシャル設備投資や電力契約を抑えることができる。さらに、スマートコンセントを統合管理して、個別の車両への充電ピークを分散する。

ユビ電は今後も新築マンションにおけるEV充電インフラの導入を進め、EVユーザーが安心して充電できる環境を提供し、持続可能な社会の実現に貢献していく。

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