車高調・サスペンションメーカーのラルグスから、国産ハイエンド直巻スプリング第3弾「HIスプリング」が新発売。IDは62mm径、自由長は100mm、120mm、140mm、バネレートは25K~40Kで、12種類がラインナップ。いずれも税込み価格は1万3000円(2本セット)。

「HIスプリング」は車高調に付属しているスタンダードな直巻スプリングや一般的なスプリングと比較して、セッティングを容易にする安定したレート特性を実現している。有効ストローク上限付近で急激にレートが高くなるといったような特性をもつスプリングが多いなかで、縮み始めから有効ストローク上限付近まで表記レートに近いレートを発生し続け、狙い通りのセッティングを出しやすいというメリットをもっている。

ヘタリに対する耐久性を上げるために材質に対する引張り強度を上げていくと、スプリングの線形が太くなり、有効ストローク量が減少して線間密着しやすくなってしまったり、大きな入力が加わった際にスプリングが折れてしまうリスクが高まるなどのデメリットがある。HIスプリングには高品質で耐久性に優れた特別な鋼材を採用し、安定したレート特性と、単に柔らかいこととは違う「しなやかさ」を両立している。

また、ラルグスのスプリングは日本有数のスプリング職人の手により製造されており、高い精度と品質を確保している。

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