「ADAS」と呼ばれる運転支援機能。最新技術は進化が早く、中古車購入では不安を覚えることもある。そこで、5年前(2019年式)の中古車から、予算200万円以下で購入できる「現在でも満足できる安全装備」が充実した車種を吟味。ハイブリッド消滅前の現行型日産 スカイラインはどうだ!?

※本稿は2024年8月のものです
文:萩原文博/写真:ベストカー編集部、日産
初出:『ベストカー』2024年9月10日号

■日産 スカイライン(2013年〜):前期型のハイブリッド車が割安感あり

現行型は2013年に登場。2019年のマイナーチェンジで3L・V6ターボエンジンが設定された

 現行型日産スカイラインは2013年11月に登場。最初は3.5L・V6エンジンのハイブリッドが搭載されたが、2019年のマイナーチェンジで3L・V6ターボエンジンに換装された。

 安全装備では2台前を走行する車両との車間距離や相対速度を検知して、自車の減速が必要と判断した場合にディスプレイ表示とブザーによる警報でドライバーに注意を促す「前方衝突予測警報(PFCW)」を世界で初めて採用するなど充実。

 中古車は現在約480台流通していて、平均価格は216万円と割安感が漂う。お薦めはハイブリッド車の350GTタイプSPだ。

●日産 スカイライン(現行型)
・入手しやすさ:★★★
・中古相場:約50万〜969万円
・年式:2013年〜
・緊急自動ブレーキの人対応:あり
・前後誤発進抑制:あり
・車線逸脱抑制機能:あり
※2019年改良後のハイブリッド車

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