ガンガン使っても、めったなことじゃネを上げないトヨタのハイエース。「みんなはハイエースをどこまで使っているのだろう」と走行距離を調べてみたら、とんでもない数字の個体が見つかった。やっぱハイエースは偉大だわ!

文:ベストカーWeb編集部/写真:Direct Stock Japan

■1位の記録はなんと走行66万キロ!

見事1位に輝いた播州クリーニングのハイエース

 調査を行ったのは、大阪のハイエース買い取り専門店である「ハイエースカウカウ」。ハイエースの驚異的な耐久性と信頼性を証明するため、「ハイエースぶっ飛び走行距離コンテスト」を開催し、ハイエースユーザーの皆さんから、オドメーターの写真を募った。

 ちなみに応募条件は、走行距離が20万kmを超えたハイエースで年式は不問。仮にメーターを交換していても、メーターが2周目であっても、あくまで写真に写った数値で審査したという。

 今回が初の実施となるこのコンテストで見事1位に輝いたのは、兵庫県の「播州クリーニング」で働く200系ハイエース。その走行距離だが、なんと66万5456km! ちなみにタクシーの平均走行距離が50万km前後と言われている。地球1周が約4万kmだから、このクルマはすでに地球16周以上していることになる。

 この個体の年式などは明らかにされなかったが、フロントグリルなどからIII型かと推測。だとすれば10年以上前のモデルだが、主催者によればボディはピカピカの状態だという。

 それにしてもハイエースの耐久性はすごい。今回は国内のクルマが対象だが、国内で20万km、その後に海を渡って海外でさらに20万km使われるなんてケースはザラにあるというから、恐れ入る。さすが日本が誇る「働くクルマ」だ。

「ハイエースカウカウ」では第2回目のコンテストも開催する予定とのことだから、これ以上の走行距離のオーナーがいればぜひとも応募してほしい。あ、いまから走ってもOK!(笑)

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