ブガッティは9月24日、新型ハイパーカー『トゥールビヨン』に着想を得た85%スケールの電動ミニカー「ベビーII トゥールビヨン エディション」を発表した。

このモデルは、ブガッティの115年にわたる歴史と未来のビジョンを融合させた芸術作品という。

ヘドリースタジオの職人たちによって英国オックスフォードシャーで手作りされたこのミニカーは、200時間以上の製作時間を要する。伝説的な「タイプ35」をベースに、最新のデザイン要素を取り入れて現代的に解釈している。

ボディパネルは、グランプリ・ド・リヨンでデビューした初期モデルと同様、木型を使って手作業で成形されている。また、燃料計は電池残量計に、油圧計はパワーゲージに置き換えられるなど、電動化時代に対応した機能も備えている。

ブガッティの85%スケールの電動ミニカー「ベビーII トゥールビヨン エディション」

コックピットには、初期のタイプ35を彷彿とさせる細部へのこだわりが見られる。ダッシュボードは反射を抑えるためにアルミニウムを旋盤加工し、ペダルにはブガッティの「EB」ロゴが刻まれている。

外観デザインは、6月にフランスでデビューした新型ハイパーカーを忠実に再現。ライトとダークのエアロリス・カラーを「C」カーブで分割し、ブガッティの象徴的なCラインを表現している。内装には高級レザーを使用し、全体の美しさを引き立てている。

ホイールデザインにも細心の注意が払われ、ノクターンブラックのリムとガンメタルグレーのカーボンスポークが、トゥールビヨンの独特なデザインを想起させる。フランス国旗を手描きで施すなど、細部にまでこだわりを表現している。

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