WHILLは、10月2~4日に東京ビッグサイトで開催される第51回国際福祉機器展&フォーラム(以下H.C.R.)において、会場内移動サービスの1つとして近距離モビリティ『ウィル』を提供することを発表した。H.C.R.では障害がある方や幅広い世代の来場が見込まれるため、アクセシビリティ環境を整備する狙いがある。

WHILLは「すべての人の移動を楽しくスマートにする」をミッションに掲げ、免許不要の「ウィル」の開発・販売に加え、「ウィル」を一時的に貸し出す移動サービス「WHILLモビリティサービス」を提供している。このサービスは全国の大型施設で導入が進んでおり、2023年秋に東京ビッグサイトで開催された「JAPAN MOBILITY SHOW 2023」でも採用された。

今回のH.C.R.では、2024年9月に発表されたばかりの「WHILL Model R」と「WHILL Model C2」の計11台提供する。「Model R」はその場旋回やバッテリー着脱が可能なスクーター型で、「Model C2」は小回りと走破性を兼ね備えた椅子型モビリティである。どちらも小回りが効き、多くの来場者が行き交う会場内でもスムーズに移動できるという。

貸出は有人カウンターで受け付けるほか、Model C2はレンタルアプリ「WHILL Rental」からも借りられる。また、利用料は無料となっている。

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