ジェイテクトは10月1日、東京ビッグサイトで11月5日から10日に開催される「JIMTOF2024(第32回日本国際工作機械見本市)」に出展すると発表した。ジェイテクトグループ各社と共に、最新の工作機械と「カイゼン」ソリューションを披露する予定だ。

ジェイテクトは「JTEKT Group 2030 Vision」を掲げ、「モノづくりとモノづくり設備でモビリティ社会の未来を創るソリューションプロバイダー」を目指している。今回の展示では、「Solution MALL 困りごとの数だけ、欲しい答えが揃ってます」をテーマに、労働人口の減少や市場のグローバル化、カーボンニュートラルなどの課題に対応するソリューションを提案する。

東館の「ジェイテクトおよびジェイテクトマシンシステム共同ブース」では、CNC円筒研削盤「G3P100L」や立形研削盤「VGF300」などの最新製品が展示される。これらの製品は、労働力不足や熟練技能継承の課題に対し、高精度加工や自動化を実現する。また、デジタル技術を活用した「カイゼンソリューションエリア」では、非稼働時間の削減や生産性向上を目指すソリューションが紹介される。

西館の「ジェイテクトマシンシステムブース」では、インデックスチャックやエアスピンドル、コンパクトボールねじなどが展示される。これらの製品は、半導体製造や機械装置の高効率化に貢献する。また、「ジェイテクトグラインディングツールブース」では、ビトリファイドCBNホイール「削楽~SAKURA~」やレジンホイール「レボメイト」などが展示され、カーボンニュートラルに貢献するソリューションが提案される。

ジェイテクトは、最新技術とソリューションを通じて、製造業の未来を切り開くことを目指している。

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