日産モータースポーツ&カスタマイズは10月3日、日産のミニバン『セレナ』のe-POWER 2WDのスポーティグレード「AUTECH SPORTS SPEC」を新たに設定した。発売は12月上旬を予定している。

「AUTECH(オーテック)」は、多種多様なカスタムカーづくりで培った同社のクラフトマンシップを継承し、スポーティでありながら高級感漂うスタイリングを演出するブランドだ。素材などの細部にもこだわりを持つ顧客に向けた、プレミアムスポーティをコンセプトとしている。AUTECHブランド発祥の地である湘南・茅ヶ崎の「海」と「空」のイメージから想起したブルーをブランドのアイコニックカラーとしている。

今回、このAUTECHシリーズとして、ハンドリングや加速感をチューニングしたモデル、AUTECH SPORTS SPECをセレナに設定した。ベース車は「セレナ e-POWER ハイウェイスターV」(7人乗り)。

AUTECH SPORTS SPECでは、セレナ唯一の17インチタイヤを装着し、ボディ、サスペンション、およびパワーステアリング特性のチューニングを施した。さらに遮音性能の向上により、優れた操縦安定性とミニバンとして後席の同乗者も含めた上質な乗り味を両立したという。また、専用チューニングコンピューターを採用したことで、e-POWER車ならではのパワフルで気持ちの良い加速フィーリングに磨きをかけた。

希望小売価格(消費税込み)は438万6800円。

日産モータースポーツ&カスタマイズは、前身であるオーテックジャパン創業の1986年以降、数々のパフォーマンスチューニングを手掛けてきた。セレナについては、2007年に「ライダー パフォーマンススペック」として、かつてないチューンドミニバンの世界を提案している。

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