AI技術を活用したクラウド型商品マスタ「Lazuli PDP」を開発するLazuliは10月3日、幕張メッセで10月15日から18日まで開催される「ジャパンモビリティショービズウィーク2024」に出展すると発表した。

同社は、スタートアップ企業が出展する「スタートアップブース」において、「サプライチェーン」カテゴリでブースを構える。主力製品である「Lazuli PDP (Product Data Platform)」を展示し、AIを活用した商品情報の名寄せや統合、デジタル施策への活用などをデモンストレーションする。

Lazuli PDPは、複数の外部データベースに点在する商品情報を一括管理し、AIを用いて整備・連携するクラウドサービスだ。製造業者や小売業者が保有する多様な商品マスタデータを、AIを活用して名寄せし、製品の特徴からメタタグの付与や関連付けを行う。

このサービスは、モビリティ業界においてよりパーソナライズした顧客体験の設計に欠かせないプロダクトデータの管理を支援する。DXやEC、マーケティングの担当者など、ビジネスに関わる誰もが世界中の商品情報を利用できるようにすることを目指している。

Lazuliは2020年7月に設立されたスタートアップ企業で、高度なAI技術を駆使したクラウドサービスの開発・提供を進めている。製造、流通、販売の過程で企業間や企業内でスムーズに同期されていない商品データの課題解決に取り組んでおり、製造業や小売業におけるサイロ化されたデータの統合・整備によってDX推進を支援している。

ジャパンモビリティショービズウィーク2024は、モビリティ関連企業と次世代を担うスタートアップによる、ビジネス共創を生み出すイベントとして開催される。昨年、東京モーターショーから新たに生まれ変わった「ジャパンモビリティショー」が、未来を提示する「共創プラットフォーム型イベント」へと進化した形だ。

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