フォルクスワーゲンは、映画『ヴェノム:ザ・ラストダンス』(日本で11月1日公開予定)に、電気ミニバン『ID. Buzz』の高性能モデル「GTX」が起用されると発表した。
伝説的な「VWバス」の後継車として注目を集めるID. Buzzは、北米市場への復帰を果たすタイミングで、ハリウッドデビューも果たすこととなった。ソニーピクチャーズ製作の「ヴェノム:ザ・ラスト・ダンス」に、その最強モデルの『ID. Buzz GTX』が出演する。
ID. Buzz GTXは、シリーズ最強のパワーを誇り、実際に史上最強の量産VWバスとなる。250kW(340hp)のパワートレインを搭載し、静止状態から0~100km/hまで6.5秒で加速する性能を持つ。
映画では、主人公のエディ・ブロックとヴェノムが赤いID. Buzzに近づき、ヴェノムのように強力な黒のGTXに変身させるという、「ヴェノム化」の演出が行われる。
「ヴェノム:ザ・ラスト・ダンス」は、トム・ハーディ演じるヴェノムが登場する三部作の最終作となる。エディとヴェノムは逃亡中で、両世界から追われる中、ネットが迫りくる状況下で壊滅的な決断を迫られる。この決断が、ヴェノムとエディの最後のダンスの幕を下ろすこととなる。
フォルクスワーゲンの象徴的モデルであるVWバスの電動化バージョンが、人気映画シリーズの最終作に登場することで、ブランドの新たな一面を世界中の観客に印象づける狙いがある。
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