年が明けるたびに日本のクルマ好きたちをヒヤヒヤさせている北米の「25年ルール」。名車MR2の後継として登場したトヨタ MR-Sも、2024年に25年ルール対象車となる一台だ。今は中古価格も落ち着いているようだが、今後どうなる!?
※本稿は2024年4月のものです
文/伊達軍曹、写真/ベストカー編集部 ほか
初出:『ベストカー』2024年5月10日号
■トヨタ MR-S
1999年10月に発売されたミドシップレイアウトのオープン2シータースポーツ。発売当初は1.8L直4+5速MTだったが、2000年8月には5速シーケンシャルミッションを追加した。
国内の中古車相場は「高騰している」というほどではなく、直近の平均価格は約110万円。安めの個体であれば総額70万円前後で狙える。しかし上物のプライスは200万円を確実に超えてきており、ほどほど程度のコンディションでも、その価格は数年前と比べて確実に上昇している。
MR-Sは、決して強烈なエンジンスペックを誇るクルマではない。だが今や稀有な「気軽に乗れるミドシップオープン」ということで、25年ルール解禁後は結構な高値となってしまう可能性は充分にある。
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