テスラはより手頃な価格のEVを発売する計画を認めているが、その詳細は明かされていない。『モデル2』と呼ばれるこのモデルは、4月に入り開発中止になったという報道もあったが、イーロン・マスクCEOはこれを否定。とはいえ、思うように開発が進んでいないのは確かなようだ。

しかし、テスラがEVコンパクトハッチバックを用意しているという情報を入手した。これがモデル2かどうかは確定していないが、タイミング的にはモデル2であってもおかしくはない。

そこで今回はこのEVハッチバックの姿を予想してみた。CGを作成したのはデザイナーのTheottle氏。

テスラ 新型ハッチバックの予想CG

テスラ『モデル3』をベースに、遊び心としてアルファロメオ『ジュリエッタ』の要素を盛り込んだという。バッテリーを床下に搭載するテスラ車はホイールベースが長いのが特徴だが、このハッチバックでも車体のコンパクトさと裏腹に、かなりホイールベースは長く取られている。

コスト削減、販売価格の上昇を抑えるためコンポーネントの多くをモデル3と共用し、シングルモーターを積むRWD(後輪駆動)となることが予想される。ボディサイズは全長4480mm程度と、モデル3より300mm近く短くなるだろう。バッテリーはパナソニックの円筒形「2170」バッテリーが採用されるとみられている。

価格は3万ドル(約465万円)程度を目指して開発が進められているという情報もある。モデル3や『モデルY』の登場時には、購入希望が殺到し数十万台規模のバックオーダーを抱えたテスラ。さらに手頃なEVが登場するとなれば、人気沸騰は間違い無いだろう。

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